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リーデル(オーストリア)

 リーデル社のグラス製造は、リーデル家10代にわたって継承され、それぞれの世代が貢献してきました。
第2次大戦後、チェコスロバキアにあった工場は共産主義体制下での接収・国有化にあい、オーストリアに移ることとなりました。1956年、9代当主クラウス・ヨーゼフ・リーデルは、チロルにある現在の工場を入手。それまでの色付で華やかなグラスではなく、機能的な脚付きグラスの製作に力を注いだのです。
ワインの香りや味わいが、グラスの大きさや形状に左右されることを明らかにし、「形は機能に従わなければならない」という思想に基づき、グラス作りに取り組みます。リーデルでは、グラスの形を机上のデザイン・設計中心に生まれるものとは考えません。屈指のワイン専門家、メーカーの意見を聞きながら試行錯誤を重ねデザインを開発しています。とりわけ現社長ゲオルグは、複雑に絡み合ったぶどう品種とグラスの形状の最適な組み合わせを科学的に解明しようとテイスティングを繰り返しているとのこと。
このサイトです紹介している他のメーカーとは明らかに異質なコンセプトに基づき、一つの頂点をきわめているのが、リーデルのグラスと言えるでしょう。
現社長下、こうしたコンセプトを踏襲しつつ、様々な価格帯の製品が生み出されているので、日常使うにも手頃なグラスが入手できます。

SINCE20070517BEAUTIFUL CRYSTAL